この記事では、2024年パリオリンピックの開会式でも活躍したフランス出身のヘヴィメタルバンドGojiraについて紹介します。
Gojiraは、その革新的なサウンドと環境問題への強いメッセージで世界中のメタルファンから熱烈な支持を受けているバンドです。
ジョー・デュプランティエ(Joe Duplantier)とマリオ・デュプランティエ(Mario Duplantier)の兄弟を中心に1996年に結成。力強いリフ、複雑なリズム、深い歌詞が特徴です。彼らの音楽は単なるエンターテイメントにとどまらず、地球環境や人類の未来についての深い洞察を含んでいます。
2024年、Gojiraはオリンピックの開会式でその存在感を一層強固なものとしました。壮大なパフォーマンスでオリンピックの幕開けを飾り、その姿はフランスの音楽シーンの多様性と深さを象徴するようでした。まさに歴史的な瞬間でした。音楽だけにとどまらず、フランス文化の代表としてその名を刻むこととなりました。
記事の概要
この記事では、パリオリンピック開会式で活躍したフランスのメタルバンドGojiraの魅力に迫ります。まず、バンドの結成背景や活動内容を振り返ります。
ゴジラ爆誕
1996年にフランスのバイヨンヌで結成。当初は「Godzilla」というバンド名で活動していましたが、2001年に著作権の問題から現在の「Gojira」に改名しました。バンドの中心人物であるジョー・デュプランティエ(Joe Duplantier)とマリオ・デュプランティエ(Mario Duplantier)の兄弟は、幼少期から音楽に親しみ、特にメタルに強い影響を受けて育ちました。
初期の名曲:Ocean Planet
バンドの名声は、フランス国内に留まらず、次第に世界に広がっていきました。特にライブパフォーマンスのエネルギッシュさと演奏技術の高さは、多くのファンを魅了し、メタルフェスティバルへの出演を通じてその存在感を強めていきました。
環境問題への取り組み
初期の頃から、Gojiraは環境問題や人類の未来といった深いテーマを歌詞に取り入れてきました。これは、バンドのメンバーが環境保護に強い関心を持っていることに由来します。彼らの取り組みの具体例を2つあげておきます。
1. 「Amazonia」キャンペーン
2021年リリースのアルバム「Fortitude」には、「Amazonia」という曲が収録されており、アマゾン熱帯雨林の破壊と先住民の困難な状況をテーマにしています。Gojiraはこの曲を通じて、リスナーに環境問題への意識を喚起するとともに、収益をアマゾンの保護団体に寄付するためのキャンペーンを行いました。
2. 「Sea Shepherd」への支援
バンドメンバーは、海洋生態系の保護と違法な漁業活動の防止に取り組む海洋保護団体「Sea Shepherd」への支援を公に表明しており、ツアーやアルバムの収益の一部を寄付しています。ジョーは、自身のサイン入りギターをオークションにかけ、その収益を「Sea Shepherd」に寄付するなど、積極的に支援しています 。
これらの取り組みは、彼らが音楽を通じて環境問題に対する意識を高めるだけでなく、具体的な行動を通じて地球環境の保護に貢献していることを示しています。
part2へ続く?
体力と気力があればpart2も書きたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございます!また明日会う日まで。
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